5;3年ぶりに出荷増~パイル25年度上期

コンクリートパイル・ポール協会(塚本博会長)がまとめた2025年度4~9月(上期)のパイル総出荷(一般杭と高支持力対応杭の合算、節杭・摩擦杭含む)は、前年同期に比べ0・4%増の98万6千㌧だった。3年ぶりにプラスに転じた。最大需要地の関東が1割近く増え、北海道、中部、中四国でも増加した。関東は民需の回復が官需のマイナスを補った。都市部を中心に倉庫向けが堅調で、下期以降も民需の回復が下支えするとみられる。