4;中東混迷で石炭高~セメント今期予想

太平洋セメント、UBE三菱セメント、住友大阪セメントのセメント大手3社の2026年3月期の連結決算が13日、出そろった。国内セメント事業は値上げ効果と石炭価格の改善で3社とも増益だった。合計の純利益は前期比33%減の606億円だった。3社はそろって減損損失を計上したが、政策保有株の売却により住友大阪のみ増益を確保した。27年3月期は、中東情勢の混迷に伴う石炭・原油高が、国内セメント事業の業績回復に水を差す。セメント事業の営業利益ベースで太平洋は120億円(うち国内100億円)、住友大阪は31億円のマイナス影響を織り込んだ。