東京都心部の生コン需要に復調の兆しが出ている。日本一の超高層ビルとなるトーチタワーをはじめ、都市開発向けの荷動きが活発化しつつあり、出足が低調だった東京地区生コンクリート協同組合(森秀樹理事長)の出荷は6月から上向きに転じ、7月以降も底堅く推移する見込みだ。今年度は特殊コンクリートを使う工事が集中する。低炭素型コンクリートの出荷は前年度の約3倍、11万㎥に達する見通し。一方、持ち帰りコンの発生率は、3・5%台で高止まりしていたが、昨年度下期以降、契約取消料の値上げ効果などで2・5%前後に低下。同協組は2%以下を目標に掲げ、引き続き需要家に対し発生抑制を促していく。
