土木学会が8月31日に開催した全国大会で研究討論会「生コンの『呼び強度』という規格名称について考える」が開かれた。土木学会のコンクリート標準示方書【施工編】に記載されている強度の呼称は設計強度、設計基準強度、特性値、呼び強度、配合強度などがある。生コンJIS(A5308)では、圧縮強度の1回の試験結果が呼び強度を下回る確率(不良率)が実質的に4・2%許容されている。ただ、購入者が『呼び強度は下限規格値』と誤解し、購入者と生産者の間で不毛な対立が生じるケースがあるため、生コン工場が配合計画書などに記載する強度を、下限規格値に変更することを提案した。
