1;行方注視の3万円元年~生コン価格施策

今年度が折り返しとなって、全国各地の生コンクリート協同組合が4月までに実施した生コン値上げはおおむね浸透した。大阪広域生コンクリート協同組合が4月の価格改定で建値3万4000円を掲げ、「生コン3万円元年」が示されながら始まった2026年度の生コン業界。大阪広域協組の値上げは同月発行の物価資料で満額反映され、全国生コンクリート工業組合連合会は近年実施している価格調査で満額反映「0か月」が実現したと報告。全国で生コン値上げが順調に進展する反面、一本調子の上昇を危惧する声もある。21年10~11月、セメント各社が石炭高騰を理由としたセメントの大幅値上げを表明してから5年。これからの価格政策の行方が注視される。