2;36か月連続前年割れ~生コン

全国生コン両連合会(斎藤昇一会長)が9月29日発表した8月の全国の生コン出荷数量(非組合員は推定)は前年同月比6・5%減の439万2千㎥だった。36か月連続のマイナスと長期低迷のトンネルから抜け出すことができない。官公需は7・7%減の122万5千㎥、民需は6・0%減の316万6千㎥で、それぞれ53か月、7か月連続のマイナス。標準稼働日数(平日)が前年同月よりも1日少なかったものの、建設現場の人手不足や資材価格高騰に伴う入札不調や工事着工の遅れが生コン出荷の足を引っ張っている。