5;塩害や中性化対象に~下水管点検

下水道管路のマネジメントに関する具体的な基準などに関する検討会(委員長=森田弘昭・日本大学生産工学部教授)が6日、東京・神田の日本下水道協会で開かれた。下水道管路の点検・調査・診断に関する基準を巡って、最も対象範囲が広く、腐食スピードが速い硫酸による腐食は早急な対応が必要との認識を確認した一方、塩害や中性化といった硫化水素以外を原因とする腐食にも焦点を当てる必要性について議論された。