1;8年連続最低を更新~生コン上期出荷

2025年度上期(4~9月)の生コン出荷数量が辛うじて3000万㎥割れを回避した。全国生コン両連合会(斎藤昇一会長)が10月31日発表した上期の出荷数量(非組合員は推定)は前年同期比7・5%減の3051万2千㎥で、上期としては8年連続で過去最低を更新した。官民ともに振るわず、それぞれ8年連続、3年連続のマイナスだった。直近5年間で最大の減少幅となり、都市部、地方ともに低調だった。斎藤会長は同日の会見で、25年度の出荷について、「6000万~6100万㎥の間に着地するのではないか」と見通した。