SIPの補修をテーマとした研究開発の中で、3DP技術によるコンクリート構造物の構築技術や高流動コンクリートの普及推進によるメンテナンスの負担軽減を図る技術が検討されている。日本大学工学部の岩城一郎教授はその方向性について、「地方の建設業は人手不足が深刻な課題になっている。型枠工やコンクリート工といった専門工事業者も確保が難しくなっている。そうした課題に対し、3DPを用いた埋設型枠と締固め不要な高流動コンクリートという2つの技術を掛け合わせて、圧倒的な省力化・省人化を図るという解決策を提案したい」と語る。
