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公共事業の縮減でプレキャスト製ボックスカルバートの需要が伸び悩んでいる。関東ボックスカルバート協同組合(東京・千代田、伊藤恒允理事長)の2008年度の扱い数量が当初見込みを3万㌧下回り、14万㌧前後となりそうだ。一方、昨年実施した値上げはほぼ浸透し、民間調査機関の積算価格も昨秋から暮れにかけて相次いで引き上げられた。しかし、鉄筋をはじめとする資材価格は高止まりしており、出荷量も伸び悩んでいるため、適正販売体制を強化する方針である。