全国生コン両連合会(斎藤昇一会長)が27日発表した2025年度の全国の生コン出荷量(非組合員は推定)は前年度比8・2%減の6027万7千㎥だった。辛うじて6000万㎥は超えたものの、官民ともに需要減が続き、7年連続で過去最低を更新した。7018万2千㎥だった23年度からわずか2年で1000万㎥近く減り、減少ペースが加速している。需要別では官公需が9・2%減の1753万4千㎥、民需が7・8%減の4274万3千㎥で、それぞれ7年連続、3年連続の前年割れでいずれも過去最低を更新した(関連表2面)。
建設費の高騰や現場の人手不足、完全週休2日制導入など、様々な要因が相まって、生コン需要が落ち込んでいるもようだ。最後に前年を上回った18年度は8548万1千㎥で、7年間で2520万4千㎥落ち込み、減少率は29・5%と3割に迫る。官民構成比も18年度が39・7対60・3だったのが、25年度は29・1対70・9と官公需が1割近く低下。60か月連続にもわたる長期低迷のトンネルの出口は依然として見えない。
